2007年10月27日

サントリーニの歩き方#31<おっぱい山>

Fira(フィラ)から北を見ると、、、
Imerovigli(イメロヴィグリ)の町を望むことができます。
そして、町の左に飛び出た部分。
すんごい目立つ形状の岩山が、否が応でも目に入ります。

物思いにふけるイヌくんの後方にある岩山デス。
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地図にはTheoskepastiとありますが、
ごめんなさい、何て読むのかわかりません。
でもこの形、まるで女性のおっぱいみたいです。
実際、島の人々もそう呼んでいるみたいでした。

あの頂上はどうなっているのか・・・!!!!  単純な好奇心が芽生えます。
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「なぜ山に登るのか」 と登山家に尋ねると、
「そこに おっぱ・・・いや、山があるからだ」と答えるでしょう。

ということで、登ってきましたよっ=3=3=3 おっぱい山に!!!!

Imerovigli(イメロヴィグリ)の迷路のような細い道を、だいたいこっちかな~と
勘を頼りにてくてく歩きます。 
すると、BLUE NOTE というBARに行き当たります。
(かの有名なBLUE NOTEとは違うお店です。たぶん。絶対。)
このBARの裏に、おっぱい山へと続く道が伸びておりました。
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Imerovigli(イメロヴィグリ)の町はFira(フィラ)より高い位置にあります。
なので、海抜300m以上ということになります。
おっぱい山に行くには、町から一端中腹辺りまで下りて、また山に向かって登る。
という道のりでした。
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てくてくてく・・・・・てくてくてく・・・・・・ ちょっ・・・待って?

こ、これは結構・・・ハァハァ・・・き・きつい・・・? 

思いつきで・・・ゼィゼィ・・・登るような山じゃな・・・い・・・じゃん!

途中ですれ違った人なんて、完璧登山ルックだったし。
足元サンダルの私を見て、あの人絶対私のこと「山をナメてんのかコラ!」
とか思ってるし・・・ 「無謀やろこれ!」と一人ツッコミを入れつつ、
なんとか完歩。 なかなかハードな道のりですた。 ε-( ̄△ ̄)
所要時間は片道約1時間くらいでした。

でも、遮るものが何もないそこからの景色は、まさに 絶っ景 !!!
Oia(イア)と向かいのThirasia(ティラシア)島が
バッチリ1フレームに収まります。
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下りていく途中にあった教会。 ↓これ! めちゃ②カワイくないですか!?
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今は何もないただの岩山ですが、ところどころに人が住んでいた気配が残っていました。頂上は掘りこまれていて、中に城砦の跡のようなものが残っていたそうです。
(てっぺん岩まで登りきった社長談)
見晴らしがとてもいいので、軍用に使われていたのかもしれませんね。

2007年10月20日

Moon light

みなさんは月光浴というのをされますか?
月を眺めてその秘めたるパワーを吸収する!かどうかはわかりませんが、月を眺めていると、神秘的で、宇宙のことなんかも考えたりして、気分がフゥーと落ち着いたりします。

皆様よくご存知の中秋の名月、今年は9月25日でしたね。ご覧になられた方も多いと思います。
さて、10月23日は旧暦9月13日、「十三夜」「後の月」にあたります。
この日もお月見を是非しましょう!

こちらはヴィラサントリーニのお隣、国民宿舎土佐の望遠鏡。
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この望遠鏡、ボロっちくて年代ものですが、スグレてますよ~!

昔は100円のコイン式でしたが、今は無料デス。
お客様にご自由にお使いいただいています。

この望遠鏡で月を眺めるとぉぉ~~~~・・・
じゃーん!すごいでしょ?こんな!こんななんです!!!!
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クレーターや月の凸凹なんかがハッキリ見えます。
これは望遠鏡のレンズにデジカメをあてて撮る!というアナログ手法で撮影したんですが、それでもこんな!キレイに撮れるんです。
月夜に当館をご利用いただく方は、この望遠鏡で月観察、ゼヒお試しください♪
あまりのウツクシさに言葉を失います。 たぶん。

秋の草花も一番きれいな季節です。
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<お月見豆知識>
お月見は旧暦の8月15日に月を鑑賞する行事で、もともとは中国の宮廷行事だったものが奈良~平安時代頃に日本に伝わったとのことです。
「中秋の名月」、「十五夜」、「芋名月」と呼ばれます。お月見の日には、おだんごやお餅(中国では月餅)、ススキ、サトイモなどをお供えして月を眺めますが、地方によってお供えの仕方やものは様々のようですね。
日本では、8月15日だけでなく、旧暦9月13日にも月見をする風習があり、こちらは「十三夜」、「後の月」、「栗名月」などと呼ばれています。
十三夜には、お団子の他に栗や枝豆をお供えします。
「十五夜をしたなら、必ず十三夜もしなければいけない」という言葉も伝えられており、片方だけの月見を嫌う風習があったようです。十三夜の風習は中国にはなく、日本独自のものなんですって。

へ~ぇ・・・ほかにもお月様にまつわるお話はいろいろあるようです。日本人ならではの感性が月の愛で方にも表れているような気がしますね。
十三夜のお月様、見えるかな・・・。晴れるといいですにゃ。

2007年10月17日

サントリーニの歩き方#30<ケーブルカーとロバタク>

サントリーニ島の中心街、Fira(フィラ)は断崖の上に町があります。
その300m真下に、Old Port(オールドポート)と呼ばれる港があります。エーゲ海クルーズの船や連絡船が着く港です。

Firaの町とOld Portの行き来はケーブルカー!またはロバタクシー!
そして580段もの階段を徒歩で! のいずれかになります。

まずはケーブルカーで一気にOld Portまで下りました。 片道3.5ユーロ。
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ハンパじゃない傾斜です。 ッヒョーーーーー!
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最前列はジェットコースター並の迫力!?とワクワクしながら乗ったものの、スピードはゆったりしてて期待ほどではなかったです。 ちぇっ・・・

Old Port に着きました。
大きな船は少し沖に停泊し、船の乗客は手前の小さい船に乗り換えて上陸します。
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Old Port からFiraの町を見上げると、こーんな!さすが300m
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この高さを炎天下 徒歩で上がるほど自虐趣味はありません。
そこでロバタクシー、ロバタクの登場です!
ここが乗り場。 うーん、ロバ臭をお伝えできないのが残念。
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駐車(馬?)場で出勤待ちのロバくんたち。
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ロバは慣れたもので、鞍に乗ると勝手に歩き出して、つづら折の階段を黙々と上がっていきます。
ロバ使いのおじさんは、スピード調節や途中でサボってるロバを「ほれほれ早よ行かんか」とせかしたりする役目でついて来てくれます。
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ロバタクは、Old Port→Fira で所要時間約15分、3.5ユーロ。
ガイドブックには6ユーロと書いてましたが、粘り腰の交渉でケーブルカーと同じ値段に♪
サントリーニ島を体感するのに一番手軽で、楽しー!ロバタク、現地に行かれたら是非乗ってみてください♪

2007年10月12日

JAL 「SKY WARD」

JAL国内線の機内誌「SKY WARD」10月号の特集は、ニューヨークとサントリーニ島です。巻頭はニューヨーク。続いて16頁に渡り、サントリーニ島が紹介されています。
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先月“ギリシャ政府観光局”を訪問した際に、「来月JALさんの機内誌はサントリーニ島の特集が入りますよ~」と、この記事のことをお聞きしていました。
記事中にも「取材協力:ギリシャ政府観光局」とクレジットが入っていました。

記事を読むと、「懐かし~~~!あー早くまた行きたい!」スイッチがオンに!
今月JAL に搭乗される方!是非チェックしてみてくださいね!ね!ね!

Oia(イア)の夕陽を思い出すとなぜか懐かしく、・・・帰りたい・・・と思ってしまうのは、サントリーニ島の魔法でしょうか・・・。
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折りしもつい先日、サントリーニ島で挙式をされたというご夫婦が、結婚記念日に当館へご宿泊にいらっしゃってくださり、写真も見せていただいて、サントリーニ談議に花を咲かせたことでした。

2007年10月06日

サントリーニの歩き方#29<Hotel ICONS>

先日、立て続けにお客様から「いつもブログ楽しみに見ています!」と
言っていただきました。テレながらも、心の中では「よっしゃーーー!」 

HPを管理してもらっている方に聞くところによると
「ブログのヒット数は確実に増えてきてるっすよ」とのこと!

嬉しいですね~♪ご覧いただいている皆様、どうもありがとうございます。
が、、、頑張ります!( ̄^ ̄)=3

今日はサントリーニ島、Imerovigli(イメロヴィグリ)にあるホテル
ICONS”(アイコンス)をご紹介します。
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はじめてイメロヴィグリを訪れた時、ICONSはまだ建築中でした。
翌月OPENというときに、偶然現場にいたホテルオーナーさんに中を見せていただくことに。
「この目線でプールから海を眺めるんだー」と、ホテルにかけるアツい思いを語ってくださいました。
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そして翌年、出来上がったICONSに泊まってみました。
ダブルの1ベッドルームをシングルユース(悲)。確か400ユーロくらいでした。
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アメニティはエルメス!
サイズも計算された、センスのいい箱にきちんと収められています。
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テラスでいただくブレックファスト。これぞサントリーニ!
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中には部屋の地下に!プライベートプールがある客室も!
でも、客室全体がすごい湿気で、こりはちと企画倒れかも・・・ですにゃ。
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外のプールは完璧なロケーションです!
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タオルやバスローブ、リネン類も質が良く、ホテルラベルのワインやミネラルウォーターが置いてあり、家具はアンティークを用いるなど、とてもポテンシャルの高いホテルでした。バスタブ有り!しかもジャグジー付き!何度でも泊まりたいホテルのひとつです。